産業廃棄物を適正に処理することは、私たちの生活や産業活動を支える上で必要不可欠 であり、極めて重要であります。その不適正な処理が生活環境に与える影響が大きいこと
も十分承知しておりました。
したがって、産業廃棄物処理業を営む上で、この産業廃棄物処理市場特有の市場原理を理解し、その上で高い倫理観を備えていることが重要です。また、昨今の産業廃棄物処理を取り巻く環境からも、処理技術や設備の高度化や組織化が不可欠になっていることも、個人企業による経営に限界を感じる理由であります。
個人企業の力では、十年一日の如しであるところを、産業廃棄物処理業のマネジメントに特に必要な、ヒト・モノ・カネ・情報の経営四要素を組合化することで、従来のネガティブなイメージを振り払い、廃棄物の適正処理及びリサイクルの推進を行う環境保全型の信頼される企業へと脱皮を図りたい、組合員が一つに結束して地位の向上を図る組合事業展開をしていきたい、と考えております。